・できれば、双日の業績・今後の株価予想(見通し)・配当実績・株主優待・株価推移・買い時なども知りたい。
この記事では、こんな要望にお答えします。
・双日が「やばいか(業績・株価の不安材料があるか)」
・双日の株価が「なぜ上がるか」と「下落理由(なぜ下がるか)」
・双日の「業績・今後の株価予想(見通し)・配当実績・株主優待・株価推移・買い時」など
「双日」は、自動車・航空産業などの分野に強みを持っている国内7大商社のうちの1社です。
国内外(海外が主)に80以上の拠点を持っており、約400もの連結対象会社と協働してグローバルに事業を展開しています。(自動車、航空産業、インフラ・ヘルスケア、金属など合計7種の事業を展開)
株式投資の観点では、配当利回りが高く(5.0%ほど)、高配当銘柄として人気があります。
著者の長期株式投資さんは、堅実な「高配当銘柄」への株式投資で資産1億を達成している投資家です。(Twitterのフォロワー数は13万人超)
「著書 」では、具体的な「投資手法」やご本人の「投資銘柄」を紹介しており、「高配当株投資」を始めたい方、実践している方は目を通しておくべき1冊です。
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双日は「やばい」?業績・株価の不安材料は?

双日の業績や株価に関する1番の不安材料は「資源価格の下落(石炭など)」です。
2023年時点で、利益全体の「資源分野(金属・資源・リサイクル事業)」の割合は約半分であり、大きい割合を占めています。

そのため、資源価格が下がると双日の利益が減少し、株価の下落に繋がります。
また、ロシア・ウクライナ関連で、石炭・自動車関連の事業に一部マイナスの影響が出ています。
双日だけの話ではありませんが、ロシアの経済制裁等による影響は、注視しておく必要があります。
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双日の株価が「上昇したのはなぜ」?理由は?

直近で双日の株価が上昇した理由は、第2四半期決算で「業績の上方修正」および「増配」の発表があったためです。
双日、増配、上方修正。ホルダーの皆さんおめでとうございます。私も
良いタイミングで買えました。双日[2768]:2023年3月期 第2四半期決算短信[IFRS](連結) 2022年11月1日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞 https://t.co/FgxfhRtBKQ #日経会社情報 pic.twitter.com/7wWFyiCICR
— かぶのはのこ (@kabunohanoko) November 1, 2022

その他では「資源価格が上昇」することで、双日の株価は上がる傾向があります。(利益全体に占める資源分野の割合が大きいため)
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双日の株価は「なぜ安い(割安)」?

双日の株価が「なぜ安い(割安)」かを解説します。
結論、商社全般に言えることですが、幅広い事業を展開しているがために、利益率の低い事業もあり、企業全体としての効率が低下し、投資家から評価されにくいという理由が考えられます。

上の表は、双日の事業別の利益率等の一覧ですが、インフラ・ヘルスケアの利益率「10.19%」に対して、化学や生活産業などは利益率が「2%ほど」です。
以前の双日の株価は「1株200~300円台」で、他の総合商社と比べて「安い」点が課題でした。
そのため、2021年10月1日に「株式併合(5株⇒1株)」を行い、1,800円ほどまで株価を上昇させました。※投資家向けには、東証の理想とする株価(1単元5万ほど)を下回っているため株式併合するとアナウンス。
双日株。
株式併合初体験。
最初見た時に株価が爆上がりしてたので何事かと思ったらこういうことあるんですね。
併合前 併合後
79株 → 15株いずれにしても含み益なのでホッとはしてます。 pic.twitter.com/R2qiot2zrI
— ぴろ (@piro_piro888) September 30, 2021
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双日の「業績」と「今後の見通し(予想)」は?

双日の「業績」と「今後の見通し(予想)」を解説します。
双日の「2022年度」の業績は?

2022年度の第2四半期の決算で、商品・石炭価格の上昇、非資源事業の安定的な伸長によって、前年同期比を大幅に超え、2022年度の純利益を1,100億円に上方修正(+250億円)しました。

双日の業績・株価の「今後の見通し(予想)」は?

双日は、景気(主に資源価格)に左右される側面はあるものの、リーマンショック以降、長期視点で順調に売上・利益を伸ばしています。

そのため、今後も業績・株価ともに上昇していく可能性が高いと考えられます。
ちなみに筆者は、双日の株を1株ずつ購入してコツコツ積み立てています。
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双日の「配当実績」は?

双日は、2022年度は130円への増配(前年度から+24円)を予定しています。

また、2023年度は年間配当の下限を「130円」(維持か増配)とする方針も公表しているため、安心感が高いと感じています。
双日様より配当金計算書が届きました😄
配当利回りは5.41%で高配当😁
株主通信で来年度の配当金、
年間130円を下限と書いているので悪くても今年と同額が貰えるようです😍 pic.twitter.com/ZGe0q3KyQH— 裕介 FIREを目指す5人のパパ (@slugger1605) December 6, 2022
配当利回りは5.0~5.5%ほどで推移しており、業績も良いため、高配当銘柄として株式投資の対象として人気が高まっています。
双日の「株主優待」は?

残念ながら、双日は「株主優待」を実施していません。
※配当・株主還元|双日HP
他の大手総合商社と同様に、配当金で平等に利益を還元していく方針です。
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双日の「株価の推移」と「買い時」は?

双日の株価は、資源価格の影響等で株価は大きく上下していますが、長期目線で見ると、右肩上がりに堅調に推移しています。
PERは「5.2%」で割安な水準であり、過去5年のPERを見ても「5.7~13.86」のため、現在がかなり割安であることがわかります。(2023年1月時点)
※PER(株価収益率)は15%や10%以下が割安と言われています。
※数値は「IR BANK」参照
PERが低く、業績が好調のため、今後更に株価が上昇する可能性が高いと考えられます。
ただ、資源価格に左右される側面もあるため、1株投資でコツコツ積み立てていくのがいいかなと。(筆者も実践しています)
ちなみに、筆者は2023年1月時点では2,400円以下の株価が買い時だと考えています。

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双日は「やばい」?株価の「上昇理由」と「なぜ安いか」を解説!今後の株価は?:まとめ

双日の業績や株価に関する1番の不安材料は「資源価格の下落(石炭など)」です。
なお、直近で双日の株価が上昇した理由は、第2四半期決算で「業績の上方修正」および「増配」の発表があったからです。
双日の株価が「なぜ安い(割安)」かは、幅広い事業を展開しているがためです。(利益率の低い事業もあり、企業全体としての効率が低下し、投資家から評価されにくい)
双日は、2022年度の第2四半期決算は好業績で増配を予定しており、2023年度も配当金を維持・増配予定なので、今後も株価が上昇する可能性が高いと考えられます。
そのため、長期視点で保有したい銘柄だと考えます。(筆者も保有中)
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この記事が何か1つでも参考になっていたら幸いです。
貴重なお時間をかけて読んでいただき、ありがとうございました。








